羽生結弦ソチオリンピック・男子フィギュアスケートは世界最高のプログラム「パリの散歩道」「ロミオとジュリエット」で金メダル！

2014/02/15 2014/02/17

男子フィギュア史上初！羽生結弦（ゆずる）（19）が金メダル

「うれしいとかそんな感じは無かった。
自分の演技については悔しかったので。」

朝起きてtwitterを見たら、真っ先に目に飛び込んできたこのニュース。
おー、金だった。と思いました。
すごいですね、男子は初の金メダル。

朝のめざましテレビでも、羽生選手が特集されていました。
東北高校の生徒たちは、深夜にもかかわらずたくさん学校に集まって、
羽生選手に声援を送っていました。

フリーの曲は、2010年～2011年に使ったプログラム、
ロミオとジュリエット。
ショートプログラムのパリの散歩道とともに、
神演技とさえ言われているものです。

最初の4回転は失敗、後を追われているというプレッシャーもあったと思いますが、
そのあとは力強い演技ですべてのジャンプを見事に決めました。
金メダルが決まった瞬間、コーチと抱き合い喜ぶ羽生選手が映りました。

「緊張しました。すみません本当に、
やっぱりオリンピックってすごいと思いました。」

1999年の春、羽生選手は4歳でフィギュアスケートと出会います。
長く練習すると飽きる、どちらかというと野球が好きだったようです。
しかし才能はどんどん見えて行くようになります。

2003年、当時11歳の羽生選手の憧れの選手はロシアのプルシェンコ。
髪型も同じにしていました。
「オリンピックで男子は優勝していないので優勝したいです」と言った映像が流れました。

12歳、初めての全日本ジュニア選手権でいきなりの3位に。
そばにはいつも手作りの衣装を作りながら見守るお母さんが。

15歳、4大陸選手権で2位となります。

＞＞フィギュアスケート四大陸選手権男子・脅威の16才★羽生結弦 FS ツィゴイネルワイゼン

ツィゴイネルワイゼン、素晴らしい演技でした。

羽生結弦、震災経験乗り越え成長

仙台に凱旋したわずか2週間後、2011年3月11日、
東日本大震災が起こりました。
羽生選手は仙台のホームリンクで被災します。
練習場所を失い、神奈川に移りそこで練習を再開しますが、
心は揺れていたようです。

「中途半端な気持ちで仙台を逃れて、
自分ひとりだけ練習していていいのかな。」

フィギュアスケートを辞めなきゃ、と思ったのは初めてだと語りました。
2012年3月の映像です。
それからは、スケートのチャリティーショーへ積極的に参加、
60回以上も参加し、東北に勇気を与え、自分自身もさらなる成長へ。

「多くの人が拍手を送ってくれたり、歓声を送ってくれたり、
そういうときに、やっぱり、スケートを続けたいと思いました。」

素直に、スケートが好きだから続けたい、というきっかけがつかめた、と言いました。

4歳の時からスケートを初めて、
11歳の時に言った、
「オリンピックで男子は優勝していないので優勝したいです」
その夢を19歳の冬、つまり昨日、自分の力で叶えました。

羽生結弦、素晴らしい選手です。
ほんとうに、ソチオリンピック、男子フィギュアスケート
金メダル、心から、おめでとうございます。

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