ばいキングが歴史を変えた!あの龍馬の最後の手紙を見てきた。高知県立坂本龍馬記念館から見た太平洋の絶景
2016/03/03
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4月12日にNHKで放送されたファミリー トレジャーハンティングで、
ばいキングがたまたま声をかけた人のお宝がなんと!
ばいキングが歴史を変えた!って、放送では言ってましたが、
6月1日まで、高知県立龍馬記念館に展示してるってことで、
この前の映画を見た日に、桂浜まで足を延ばしてみました。
どうしても本物を見たかった。
入口にもちゃんと書いてある。
おお、、、
でも、バイキングの文字は無いなぁ(笑)
放送もね、バイキングが「僕らが見つけたんですから!」て言って、
さま~ずが「いや、名前は消されてるだろうね~」ってありました。
やっぱり無いやん(>_<)
これが、あの、NHKで放送された手紙、、、
以前は、カメラ撮影禁止だったように思うのですが、
今回は「フラッシュの撮影禁止」と張り紙がありましたので、
いろいろ撮影してきました。
(一眼で撮ってるかたもいましたよ)
NHKの番組の中で、
「これは、本物と言っていいでしょう」
「11月5日という、亡くなる前に書いた、ほんとうにこれが最後の手紙」
「21世紀に出てくることは奇跡」
と言われた、坂本龍馬が後藤象二郎にあてた、大政奉還後の日本を書いた大事な手紙なので、
画像にimageの文字をうっすらと入れさせてもらいました。
(ネットにはいろいろ出てると思います)
NHKのファミリー トレジャーハンティングの中の、
突撃!アッとホームのコーナーは、バイきんぐが街の人に家にあるお宝を聞くというものでした。
たしかに、龍馬さんの最後の手紙にたどりついたバイきんぐもすごいのだけど、
番組を見ていた人はわかると思いますが、
これ、実はまだ闇の中に埋もれていたのかもしれなかったのです。
あのお宅の、居間の、無造作に、そこらへんに(笑)
突撃!アッとホームでばいキングが聞いたら、
「お宝?う~んまぁ、ありますよ、ナウマンゾウの牙」
これで、普通なら、あぁそうですか、次、ってなりますよ、
それをね、
「他にないですか?」と小峠さんが聞いたのです!
そこがスゴイ!!!って思いました。よく聞いたなー!って。
で、お宅に行ったら、無造作に居間のそこらへんに転がしてあったんですよね(>_<)
最初は、偽物だろうけど、って感じでみんなが見てました。
でも、なんだかすごい木箱に入っているから、番組がまず持って来たのがここ、
高知の坂本龍馬記念館。
「鳥肌が立つような。」
「文字の間隔、幅が足りなかったらちっちゃく書く書き方。」
「龍馬は140通くらいの手紙がありますが、その中でもトップクラスの重要性が。」
「本物の可能性は大でしょう。」
次に行ったのが、山口県下関市の、下関市立長府博物館。
ここは龍馬の手紙が、日本でもっとも多く保管されている場所。
そこにある本物の手紙と比べて、
「幕」の文字、「月」の文字、「海援隊の海」の文字、
文字の蛇行、どれもがほぼ同じ。
「ほぼ断定できるんじゃないかと」
「11月5日と書いてある、ほぼ最後の最後の手紙。」
最後に出向いたのは、龍馬最後の地となった、京都。
京都国立博物館 坂本龍馬の資料を保管している博物館です。
「坂本龍馬の書簡で間違いないと思います。
これが21世紀の、この時代にあらわれるというのは、奇跡のようなもの。」
この番組がうかがったのは2月、それなのに館長のひたいから吹き出ている汗が、そのすごさを物語っているようでした。
歴史的に大切なことが書かれている、坂本龍馬最後の手紙は、
大政奉還が終わったあと、龍馬は福井を訪ねていき、
今後の日本がどう進むべきか、お金が無い新政府をどうすべきかという部分を
相談していた内容になっていました。
宛先は土佐藩の重役、後藤象二郎へ「後藤先生」となっています。
世紀の大発見、その内容とは、
「越行の記」と書かれているその書簡は、慶応3年の10月末から11月初め、
大政奉還の直後、越前福井に八郎に会いに行く話です。
新しい日本を作ることに翻弄していた龍馬、薩長同盟が成立したキーマンだった。
その後土佐藩を動かし、朝廷に返上するよう幕府に働きかけた。
慶応3年10月14日、大政奉還。そのわずか10日後、龍馬は福井へ。
手紙はその内容が綴られていたのです。
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十月二十八日福井に達す
役名を問ふ
我海援隊惣官を似てことふ
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福井藩士に役名を問われた龍馬が、海援隊総官と名乗ったこととなります。
龍馬の使命は、土佐藩 山内容堂の手紙を、福井藩 松平春嶽に手渡すこと。
しかし、龍馬の思いはこれだけではない。新しい新政府の財政担当者を探すこと。
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三十日朝 三岡八郎及び
立会人の者来る
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この時に龍馬が会ったのは、三岡八郎だった。
福井藩で財政改革を成し遂げた人、どうしても新政府の財政を頼まないといけない。
「生生しい越前行の資料となります」
経済に詳しい三岡八郎が龍馬に言った言葉が、手紙に記されていました。
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最近幕府は失策のみであり
その上無策である
このままでは人心の
不振を招くのみである
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二人は新政府の財政に関して論じたようです。
最後に後藤象二郎にこう書いた。
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金銀物産のことを
論じ候にはこれ三八を置いて
他に人なかるべし
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新政府の財政担当に、強く三岡八郎を推薦したのです。
日本の未来を見据えていた坂本龍馬。
「その時代、みんなが幕府を倒すことだけを論じていたが、
倒した後どうするかを考えていた人が何人いただろうか?
三岡八郎をスカウトするなり、日本の未来を考えていた、
龍馬の視野の広さ、活動の雄大さをよく示す資料です。」
手紙の最後には、直柔(なおなり)と書かれてあります。
これは龍馬の通称名なのです。
番組の最後に、お宝鑑定となるわけですが、
これ、おじいちゃんが骨董品屋から1,000円で買ってきたものでしたが、
いくらだと思います?
これね、
金額にすると、なんと、、、
1,500万ですって!
いや、この内容ならもっと高くてもいいんじゃないの?と思いましたけど、
どう思いますか?
番組では、「この時代にキムタクって言い方があったとは(笑)」と、三岡八郎を三八と呼ぶ龍馬にすごいなぁと。
この最後の手紙で新たにわかったことは、
司馬遼太郎が書いた「竜馬がゆく」で、龍馬の福井行きがでてくるのですが、
そこには松平春嶽に面会に行く、書かれていました。
が、じつはこの時、松平春嶽には会えなかったから三八に会ったと、この手紙に書いてあるのです。
さま~ず三村が「幕末のお話が変わってくるってこと?」
TKO木下が「ばいキングが歴史を変えちゃったってこと?」
っていう、なんだかすごい手紙なわけですよ。
この手紙、高知、桂浜の、坂本龍馬記念館では、6月1日まで展示していますので、
あとちょっとですが、お近くなら見に行ってみてはとどうですか?
館内の写真などいろいろとご紹介してみます、
龍馬が暗殺された「近江屋」が再現されています。
170cmの人だと頭があたります。幕末の人はみなさん小さかったのですね。
龍馬の最後の手紙のところに、暗殺された時の屏風も展示されています。
龍馬さんの血がついています。
坂本龍馬の生家をイメージした模型です。
坂本龍馬記念館の奥に、太平洋が広がっています。
素晴らしい景色。
動画の方がわかりやすいですね。
どうですか?景色もいいですよ。
ここに立つと、不思議と海の道が見えるようです。
写真にはないですが、龍馬のTシャツやグッズも売られていました。
龍馬に関する本もたくさん置いてありました。
今日はとても楽しかったです。
しかし、幕府が終わって大政奉還ののちに、
新しい日本の経済のことを考えて奔走するなど、
龍馬さん、あなたはほんとうに、すごい人でしたね~。
龍馬の最後の手紙は、こうして番組になり、私が生で見たのが本当に奇跡。
龍馬さんが最後に書いた手紙は、木箱に保管されていたのですが、
その木箱は誰が持っていたと思いますか?
桂小五郎(木戸孝允きどこういん)が持っていた可能性が高い。
そう箱に記されてあるのだそうです。
たぶん、龍馬の形見として持っていたのではないかということでした。
こうして世に出てきたのは、偶然ではなくて、
何か不思議な力がその手紙にはあったのかもしれませんね。
大切な歴史を感じる坂本龍馬最後の手紙、高知県で見えるのは(2014年)6月1日までです。
ほかにもたくさんの展示品と、素晴らしい景色が見えますよ。
高知県高知市浦戸城山830番地
TEL:088-841-0001
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>>桂浜水族館に行ってきた!高知県、龍馬さんの銅像のある桂浜の小さな水族館です。
カーショップビクトリーの管理人でした。
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