モト冬樹さんのスズメ保護で賛否両論中ですが、昔ツバメを保護してたのを思い出しました
モト冬樹さんがスズメを保護してもう8か月、
いよいよ東京都からお手紙が来て、
話題となっていますね。
私も、2007年に、ツバメを保護したこと、
思い出しました。
モト冬樹さんは、スズメが巣から離れて、
カラスが攻撃していたので、
助けてしまった、とありますね、
すごくすごく気持ちがわかります。
うちもそうでした。
違うのは、モト冬樹さんはスズメ、
うちはツバメという点です。
スズメは保護しようと思うと、1年中保護できますが、
ツバメは夏はいいですが、冬は温めないといけない点です。
そもそも、野鳥は人間がひろったり、飼育してはいけません。
>ヒナをひろわないで:日本野鳥の会
「つい、手を差しのべたくなりますが、親鳥が近くにいることがあります。手を出さず、その場を離れてそっと見守ってください。それが野鳥たちへの「子そだて応援」につながります。」
「しかし、誤って保護され、親鳥と引き離されてしまうヒナが後を絶ちません。」
そして、残酷なことかもしれないですが、
他にも、カラスに食べられたり、ネコや野生動物に食べられたり、
巣から落ちた段階で死んだりもします。
そして、食べた動物のほうはまた生きていけます。
そうやって数の帳尻が合って今に至る。野生の残酷なところでもあります。
1羽だからいいんじゃね?
という意見もありますが、
もし1億人の人が1羽ずつスズメを保護してしまったら、、、
1億羽の人間の手がかかったスズメが育ち、
野生には帰れないことになります。極端ですけど。
そういうことです。
モト冬樹さんは、もう8か月も保護をされています。
ブログでは、昨年6月に保護し、その2日後、
役所に注意を受けた、とあります。
ここでもっときちんと、役所や都とお話しができていれば、
こんなにスズメに情がうつることもなかったでしょうに。
そう考えるととても残念な現状だと思います。
うちの家族の場合は、
ツバメを保護したけれど、
1週間くらいで市に相談し、高知県に相談しました。
「野鳥は絶対に保護してはダメです!!」
ときつく言われ、
「お近くの動物病院をお調べします。
すみた動物病院です。ただちにお持ください。」
そういわれました。
ネットでいっぱい調べました。
さきほど書いたとおり、野鳥を人間が保護することはダメなことなんだと知りました。
まだ子供はその時小学生。
つーちゃん、と名付けて、毎日学校から帰ったら、
宿題する前にバッタをたくさん取ってわたしたちの帰りを待ちました。
私がお昼休みにバッタを取って、それを数時間ごとにつーちゃんにあげて、
帰ったら子供が取ったバッタをつーちゃんにあげました。
気持ち悪いミルワームも買って、あげました。
でも、これではつーちゃんは野生に帰ることはできないと思いました。
野生に帰ってほしかった。
すみた動物病院に、子供と連れて行って、
たくさん取ったバッタとともにあずけました。
「バッタをこんなに、ありがとうございます。
ここで飛ぶのも練習して野生に返しますね。」
あずけたあと、いっぱい泣きました。
たった4日で、しっかり私の家の子のように感じました。
2週間超えたたある日、一通のはがきが届きました。
毎日元気にトンボやバッタを食べて、
7月8日、日曜日の朝に無事放鳥しました。
大きくなったつーちゃんの写真に、
またまたいっぱい泣きました。
モト冬樹さんは、もう8か月も保護されています。
だから、お気持ちは相当のものでしょう。
そうならない前に、どうしてもっと、
ちゃんと市や県は説得されなかったのでしょうか。
そこが残念なことだと思います。
きちんと野生に返させてくれる病院を、私のように伝えてくれてたら、
安心して預けることができたでしょうに。
早くモト冬樹さんのスズメが野生に帰れることができますように。
これ以上時間を延ばされませんように。
2007年6月18日の日記です
>ツバメのヒナを保護してました(旧ブログ)2007年6月18日~
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