やっと観えた「県庁おもてなし課」は高知の自然がいっぱい詰まったあたたかいドラマでした

2014/01/09 2014/01/10

やっと「県庁おもてなし課」観ました！
ネタバレ、はもういいですよね、DVDになってるんですから。
私の感想を残します。

「県庁おもてなし課」は、有川浩さんの本。
「フリーター、家を買う。」の人ですね。
高知県出身の作家さんです。

私はその本を知らなくて、2011年10月に、
大阪のtwitterの友達に教えてもらったんですよ。
「今、高知が題材の本読んでるんですが、おもしろいですよ。」

そして、それが、
関ジャニの錦戸くんと、堀北真希ちゃんで、映画になりました。

高知県は自然が多い。
海、山、川、
高知が自慢できるものと言ったら、
豊かな自然です。

だが、その半面、
高知には自然しかない。

その自然を最大限に生かし、余計な開発は入れんと、
県全体をアウトドア関係の
レジャーランドにしてしまおうという計画です。

高知県の良いところ、悪いところが詰まった、
すごくいい映画にできていたと思います。
自然はきれいだけど、なんせアクセスが悪いから
企業も少ないし、流通も悪い。

原作は最初の方を読んだだけですが、
ほぼ原作に近い映画になっているようですね。
ストーリーも良かったですし、桂浜、高知城、
足摺など、景色もすごく綺麗に映っていました。

私の大好きな桂浜道路が映りました。

2013年8月桂浜道路

水をかけられた掛水と明神さんが　口論になり、
車を止めたところが、ちょうどここです。

アイスクリンのパラソルが見えますね。
卵とお水で作るアイスクリンは高知の風物詩です。
こうやって、道端でよく売ってるんですよ。
アイスクリームとちょっと違うんです。
どっちかというとシャーベットのような感じでしょうかね。
おいしいです。

「私、、しっかりなんてしてません

おもてなし課で掛水さんの
絶対役にたたないかんと思って。」

と言った明神さんに、掛水が
高知のアイスクリンを買ってあげて食べるシーンに、
綺麗な高知の海が映っていました。

ここに、錦戸くんと真希ちゃんが座ってたんですねー。
この道路をまっすぐ行くとそこは桂浜。
龍馬さんが見た太平洋がきれいです。

201301高知龍馬空港

高知龍馬空港も映っていましたね。
マツコさんが「高知はなんでも龍馬にたよってる」って
よふかしで言ってましたけど（笑）

映画で、
桂浜道路から帰って、伊野の電停におろすかなぁとかは思いましたが。

錦戸くんは空気の読めない役どころでしたが、
かわいいのであのくらいの読めなさは全然大丈夫ですよ（笑）

映画の中ですが、錦戸くんが「高知、いいねぇ」って何回も言ってくれたの
ほんまうれしかったです。ありがとうございます。

高知県の自然を綺麗に映像にしながら、
ゆっくりと物語は進んでいき終わりました。
残念ながら、高知県レジャーランド計画は途中までとなりましたが、
実現できたらすばらしいんじゃないかなと思いました。

原作にも最初に出てくる、パンダ誘致論は、ほんとうにあった話でしょうか。
実際に、高知城に昔、小さな動物園があったんですが、
それを海岸（桟橋）に移動し、わんぱーく高知になっています。
そこにパンダがほんとに来ていたら、もう少し状況は変わったと思います。
今は、瀬戸大橋、明石大橋で、本州と四国はつながってますからね。

高知県の中だけでは、生活は大変です。
だから、この自然を生かして観光に力を入れないといけません。

ひとりでも多くの人に観てもらいたい映画に仕上がってます

私が一番見てほしいのはエンディングです。
関ジャニの「ここにしかない景色」が流れるなか、
足摺、西土佐など、高知の素晴らしい景色が映り、
そこに高知県の皆さんが
「高知に来てやー」という垂れ幕を持ち手を振っています。
DVDのレンタルが始まりました。
ひとりでも多くの人に観てもらいたい映画です。

先日アップした、足摺岬の灯台の写真、
あれ、県外のかたに好評でした。
「台風で映るよねー知ってる！」

一人の友達が言いました。
「撮るポジションがあるんだね。」

そうです、エンディングでゆるキャラのブッシーくんたちがいた
レンガの塀のある展望台、
あそこから撮ってるんですよ。
ぜひ、エンディングの最後まで見てね。

最後に、、、

陰陽屋とミス・パイロットを見てしまってから、
県庁おもてなし課を観てしまいました。
どうせなら県庁のほうを先に見た方がよかったかもですね。