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テレビより 広島

ドラマ「流星ワゴン」が今夜最終回です

2015/05/21

人生は分かれ道の連続、
その時には何も気づかない、
あるときふいに、結果だけが付きつけられる。

あの時別の道に行っていれば、、、

流星ワゴン、毎週楽しみに見ていました。
先週はいつもよりずっとずっと、感動し、
号泣してしまいました。

 

 

桑田さんの「月はおぼろ~」と始まる歌も、
俳優さんも、子役さんも、
ドラマがすべてぴったりと合っていて、
とても大事なことを思い出させてくれる、
そんなドラマだと思います。

西嶋さんの泣き顔も、主人公のカズをものすごく上手に表現されていて、
香川さんのちゅうさんも、キャラクターを見ている人の心に刻まれるような、
龍馬伝の時の弥太郎にも参りましたが、
この俳優さんはなんていうスゴイひとなんだろうと、
流星ワゴンでも感じました。
 

 

健太くん役の、高木星来くん。
この子の演技も、ほんとすばらしいです。
役では幽霊なんですけど、なんか、
ほんとにそう見えてくるくらい、演技がうまいです。

 

 

主人公が広島県福山出身で、
過去を再生するためにたびたび福山に訪れます。
流星ワゴンのtwitterが、福山の撮影の様子や、
福山の関係者からの差し入れなどもアップされていました。
広島のかたは特に、楽しみに観られているのではないでしょうか。

 

大嫌いな父が突然、主人公と同い年になって現実にあらわれてきた。
ちゅうさんとカズという親子。

カズを乗せに来たワゴン車に乗ってる親子。

主人公と子供。

3つの親子の関係が、よく描かれています。

 

このドラマには共感するところがすごくあって、
主人公の子供がいじめに合い、お父さんが相手の子に言った言葉、

「今後うちの子に指一本触るなよ!」

とか、

ちゅうさんが幽霊の親子に言った、

「俺のたった一人の息子なんじゃ。死なせんでくれ。たのむ。」

とか、

カズが生まれたばかりの自分の子を抱きしめるシーンとか、

いやなことばかりの世の中での歌詞のひとつひとつが、
ドラマにぴったりと重なり、

心に刺さる、良いドラマだと思います。

今期では一番好きなドラマです。

 

今夜、いよいよ最終回ですが、
このドラマが終わるのは、とても寂しいです。
ずぼんをウエストいっぱい上げて、
腕を腰にぴったりくっつけて走る、
息子を想っているちゅうさんが大好きです。
ちゅうさんがたまに言う「朋輩(ほうばい)」
親友という意味なんですが、
ほうばいはこっち(高知)でも言いますねー。
広島のほうも言うんだ。

広島と高知でもこっちの西のほうは、
似た言葉もけっこうあって、親近感がわきます。

 

はたして、ドラマの一番気になるところ、
一雄は、死んでしまうのでしょうか。

 

できれば、生きていてほしいです。

 

自分にとって、とても大切なところに乗せて行ってくれる流星ワゴン、

私を乗せて行ってくれるとしたら、
いったいどこに(いつの時代に)つれて行ってくれるのでしょう。

 

もしも願いが叶うとしたら、
あなたは流星に、何を願いますか?

 


流星ワゴン (講談社文庫)

葡萄

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